古川支部活動報告2011/02/28 去る、1月17日に色麻町の加美農業高で調理講習会をしてまいりました。当日、地元誌の大崎タイムス社様にもご協力いただき、誌面を飾っていただきましたので、その記事内容にてご報告させていただきます。
2011年1月22日(土曜日)発行 大崎タイムス記載 「本格的な仏料理に挑戦」生徒育てたサボイキャベツ使い! プロのシェフが手ほどき。
色麻町黒沢の加美農業高(加藤順一校長)で17日、プロの料理人による出前授業があった。生活技術科の女子生徒たちが、校内の農園で栽培したサボイキャベツなどを使った本格的なフランス料理の手ほどきを受けた。同校が本年度から取り組んでいる、地産地消促進による地域活性化プロジェクトの一環。全日本司厨士協会関東総合地方宮城県本部古川支部(菊地裕一支部長)に所属するシェフの杉山隆さんと、畑岡成禎さんが講師を務めた。メーン料理に使用したサボイキャベツは、フランス原産のキャベツの一種。ちりめん状の葉が特徴で、煮込み料理などに適している。国内での生産量は、加美町が最も多く、フレンチの料理人などが好んで取り入れている。この日は、ロールキャベツなど3品を調理。2人のシェフが鮮やかな手さばきで、煮崩れしにくいキャベツの巻き方の手本を示し、「フランス料理は見た目も大切。食べる人のことを考えて」とアドバイスした。鍋やオーブンから美味しそうな香りが漂うと、エプロン姿の生徒たちは「早くできないかな」と待ち遠しそうな表情。完成した料理を味見して「普通のキャベツとひと味違う」「葉の部分が肉汁とよく絡む」などと、満足そうな笑顔をこぼしていた。同校の実習助手、鈴木浩史さんは「生産者と料理人、教育現場が一体となった農業高校ならではの取り組み。今後も続けていきたい」と話していた。 上記のように、大崎地域の皆様に自分たちの活動内容を発表して頂きました。派手な活動ではありませんが、今後とも地域に根ざした活動を軸に、生産者、未来を担う若人、私たち料理人、お互いに良きコミュニケーションを図り、共に向上できる仲間で活動を継続していければと願っております。
以上、今回の活動報告といたします。 古川支部編集部長 畑岡成禎 |